【後悔しない・捨てない】寄贈という新しい日記の処分方法

【後悔しない・捨てない】寄贈という新しい日記の処分方法

こんにちは。

ゆるミニマリストになると決意し、日々断捨離中のそらまるです。

私がマキシマリストになった大きな原因は「文具収集」なのですが、そもそもなぜ文具を集めるようになったかというと、手帳をオシャレにデコりたいからでした。

手帳といってもスケジュールを書くというよりは日記に近いもので、文具好きなら誰もが知っているであろう「ほぼ日手帳」を使ってコラージュをペタペタやってました。

恐らくこういうのが好きな方は、使い終わった手帳は全部保管していると思います。

デコでまるまる太った手帳ってテンションあがる

私ももちろん過去の手帳は保管していたんですが、これ断捨離しようと思った時に処分に結構困ったんですよ…。(メンタル的に)

この記事ではそんな時に役立つかもしれない、後悔のない手帳や日記の処分方法として「寄贈」を提案していきます。

手帳や日記を処分したいけど、思い出を捨てるみたいでツラい。捨てたら後悔しそう。

そんな方の役に立てたら幸いです。

CONTENTS

他人の日記には一定数の需要がある

色々調べていたら、有名人でもない普通の人の日記を読みたい層は結構いるという事がわかったんですよ。

note(ノート)
普通の人の普通の日記が読みたい|小沢あや 普通の人の普通の日記が読みたい。 実名発信が当たり前になったいま、誰も彼もがブランディングに一生懸命。わたし自身、商業原稿でなくても「なにか有益なことを書かけれ...
note(ノート)
人の日記を読むのが好き|吉玉サキ noteの毎日更新についての意見をよく目にする。 その多くが「書き手にとってのメリット」を書いたものだ。読み手にとっての毎日更新については、あまり語られない。 私にと...

ここで書かれているのは紙の日記ではなくて、ネット上の日記つまりブログってことなんだろうけど、ありふれた他人の日常って結構需要があるんですね。

確かにわかる。

暇つぶしネットサーフィンで探し当てた「なんでかわからないけど好きなブログ」ってブクマしてちょくちょく見てたりします。そういうお気にブログってお悩み解決アフィリ系じゃなく日常系のアメブロが多い。

でもネットって一度公開してしまったら拡散力と残存性がすごいもんで。だからあんまり赤裸々なことやら個人が特定されそうなことは書けないんですよね。

それにネットって多少なり見栄を張るもんだと思っているんですが違うかな?

見栄ありきのネットだから、負の感情とかアングラ寄りの日記なんてほぼ見かけない気がする。

「手帳類図書館」という他人の日記が読める施設があった!

そんなプチ需要のある日記。

会ったこともない、誰のかもわからない日記を思う存分読める施設があるのをご存知だろうか。

それが「手帳類図書館」です…!

参宮橋Picaresque(ピカレスク)にある「手帳類図書室」では、人が記した手帳や日記やネタ帳など、あらゆる「手帳類」を収集する志良堂正史のコレクションを読むことができます。ギャラリーの一画で、誰にも見せるつもりじゃなかった手帳類を、1時間1000円からご覧いただけます。手帳類の筆致や筆跡、手触り、音、においなどを、あなたの五感で解釈してみてください。

手帳類図書館HP

手帳類図書館

Picaresque(ピカレスク)

〒151-0053
東京都渋谷区代々木4-54-7
水~金、土日祝 11:00〜18:00

予約推奨◎

HP:https://techorui.jp/

ここでは手帳類コレクターである店主、志良堂さんが集めた手帳を好きなだけ読むことができます。

元々趣味で手帳をコレクションしていたようですが、ピカレスクオーナーの提案もあって手帳を展示するようになったとのこと。

席に着くと手帳の持ち主のイニシャル、性別、年齢や職業、書かれた年、志良堂さんによる感想が書かれた目録があり、そこから読みたいものを選ぶとスタッフさんがその手帳を持ってきてくれるという仕組みです。

出典:手帳類図書HP

こういうガチの日記って、人に見せようと思って取り繕って書いたものじゃないからリアル感がすごい。

プライバシー保護の観点から、きちんと許可を取っているメディアでしか写真は載せられないのでここに貼ることはできませんが、探せば写真を載せているメディアも見つかるのでちょこっと手帳の中身を見ることができます。

男子高校生の恋愛日記、ギャンブラーの日記、難病にかかった若い女性の闘病記、デリヘル嬢の日記…。

色んな人の日記があって、そんなラインナップを見ているだけでもすでに結構面白い。

都内に行く用事が出来たら寄ってみたいです

手帳類図書館には自分の手帳も寄贈ができる

ここからがこの記事の本題なんですが、この手帳類図書館には自分の手帳や日記の寄贈ができます。

ちゃんとした手帳じゃなくても、チラシの裏を閉じたやつとかでもOK。

プライバシーについては最終的には自己責任だけど、個人を特定する重要な情報があった場合は確認をしてくれたり、来場者には中身の写真撮影をNGにしていたりと配慮があります。

2022年10月現在(収集を初めて丸7年が経過/約1600冊所蔵)、トラブルに至ったケースは来場者が無断で撮影した画像をアップした事例1件のみです。

手帳類図書館HP

あとは「やっぱり日記が恋しくなった」となった場合は、寄贈した手帳を引き取ることも可能。

家族とか顔見知りに日記を見られるなんてとてもじゃないけど耐えられないと思いますが、全く知らない人だからこそ逆に平気なのかもしれない。

むしろどこかで自分の日記が楽しんで読んでもらえるなら、処分に踏み切れないでいるくらいなら、こういう手放す形があるのはいいなと思ったんですよね。

実際に寄贈してみた!とやりたかったけど…。

私も寄贈しよう!と意気揚々とまずは日記の読み返しから始めたわけですが、これも手帳好き御用達iNSPiC(インスピック)で印刷した写真が大量に貼ってありまして…。

(あ、iNSPiCはとてもいい商品ですよ。インク無しで綺麗なフルカラー印刷ができます)


日記には名前も普通に書いてあるし。

いくらプライバシーに配慮されているといっても、名前と顔面がガッツリ揃っているとちょっとね…。

写真撮影NGだからそれで個人を特定するってどうやるか不明だし無理かなとは思うけど、万が一知り合いが見たら一発でわかってしまうし、自分以外の人も映っているので寄贈はあきらめました。

それに写真剥がそうとしたら紙破けて心が折れた…。

もうしょうがないので思い出溢れるページだけ写真撮って、あんまり見ないようにしながらゴミ袋に投げ込んで処分しましたが、心が痛すぎてしんどかったです。

↓日記捨ててる時のわたし

(*ノωT)つ ポイッ

それにパンパンに膨れた手帳の外観写真撮っとくべきだったと後悔;;

ここにその勇姿を貼りたかった…。

日記ほど思い入れはないけど、仕事で使ってる手帳は出しても大丈夫そうだから寄贈しようか検討中です。

企業秘密とかは書いてないし、デザインの仕事のアイディアを書きなぐったやつとか結構面白く見てもらえるかも。

同じように手帳の処分に困っている方、ぜひ手帳類図書館への寄贈も考えてみてください。

日記の処理で悩まない為にデジタル化する

ミニマリストを目指す前からやっていたのですが、今は日記もデジタル化しています。

デジタルプランナーってやつです

こうすれば場所を取ることもなくデータ量も大したことないので、思う存分過去の記録をため込むことができます。

必要なのはiPadとApple pencilだけ。

ここ数年デジタルプランナー界隈も盛り上がっているので、色んなショップで可愛いテンプレートやステッカーがたくさん販売されています。

\ デジタルプランナーの素材を買うなら /

物も増えないしメモアプリにただ書いていく無機質な感じもない。なにより処分しなくて済む。辛くない。

紙の手触りは味わえないけどデコる楽しさは十分味わえるので、手帳好きだけどミニマルにもなりたいという方におすすめです。

私も購入したおすすめのステッカーセット

【デジタル】電子手帳の日常に使えるデジタルステッカーセット/231枚/Goodnotesワンクリックインポート/Notability

さいごに

手帳の処理に困って調べていたら手帳類図書館の存在を知ったのですが、世の中にはこんな面白い場所があるもんなんですね~。

今回は寄贈ならずでしたがいつかやってみたいと思ってます。

気になった方はぜひ。

おわり!

手帳類図書館公式サイト

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