耳をふさがずに音楽が楽しめる、イヤーカフ型のワイヤレスイヤホンambie。
その新モデルとなるAM-TW02が2024年秋に発売されました!
AM-TW02とAM-TW01はデザインや使用感、コンセプトはほぼ同じですが、全体的に機能が向上したことでより日常使いしやすい製品になっています。
前モデルAM-TW01を愛用し始めて2年半。
まだ故障や不具合なく現役だったこともあり少し出遅れましたが、思い切ってAM-TW02に買い替えたところさらに満足度が上がりました!
この記事ではAM-TW02とAM-TW01の違いについて比較し、実際に両方使ってみて感じたことをレビューします。
購入や買い替えの際、ぜひ参考にしてください。
耳をふさがない“ながら聴き”イヤホン
ambieは耳をふさがないイヤーカフ型のイヤホンを主力とするブランドですが、完全ワイヤレス型として2021年に発売されたのが、前モデルのAM-TW01です。
今は多くのメーカーでイヤーカフ型のイヤホンが販売されていますが、当時はそういったものがあまりなく、インイヤー型やカナル型のものがほとんどでした。
イヤーカフ型のイヤホンは耳の前に自分専用のスピーカーを設置するような感覚で使うもので、その性質上音質は従来の(音質にこだわっている)物と比べるとやや劣りますが、イヤーカフ型でしか得られないメリットも多々あります。
- 外の音が聞こえる
- 耳に入れないので衛生的
- 着用時の圧迫感がなく耳が痛くならない
- 耳の穴が小さい人でも失くしにくい
外の音が聞こえることによるメリット
外の音が聞こえるということは、
- 急に話しかけられても反応できる
- インターホンや子供の泣き声に反応できる
- 自転車や車の背後からの接近に気付ける
などなど…意外とたくさんメリットがあります。
職場や自宅でのリモートワークで使うのが特におすすめ。うちのambieも職場で毎日勤務時間中フル稼働してます。
耳の穴の小さい人にもおすすめ
④についてはあまり口コミやレビューサイトで言及している方を見かけなかったのですが、個人的には結構恩恵がありました。
自分は耳の穴がかなり小さめで、インイヤー型のイヤホンはイヤーピースを小さめのものに変えても、すぐに耳から抜けて落ちてしまうのが悩みだったんですよね。
なのでApple信者なのにAirPodsが使えず…。(まあ他にも理由はありますが)
イヤーカフ型こそすぐ落ちるんじゃないかと最初は思ったのですが、これが意外と安定するんですよ!
試しにヘドバンしてみても落っこちない!耳穴の圧迫感も無くて楽!
お洒落で気軽に付けられる
そんないいこと尽くしなイヤーカフ型のイヤホンですが、その中でもambieはデザイン性が高く、アクセサリー感覚で付けられるのがいいんですよね。
ぱっと見イヤホンっぽくないデザイン。ころんとしててかわいい。
しかも片耳4gちょっとなので、付けてるのを忘れるくらい付け心地もいいです。
音漏れはする?
前回の記事にも書きましたが、音漏れについては従来のイヤホンよりはしやすいことは確かです。
ただ、職場の隣の席のおじさんに聞いてもらってテストした限り、よっぽど音を上げまくらない限りは案外気にならないみたいでした。
私もambie購入前はこれが心配だったのですが、思ったよりは気にしなくて大丈夫◎
AM-TW02になって変わったところ
新モデルAM-TW02でAM-TW01から変わった点は以下の通り。
- 装着感の向上
- 防水性能UP
- バッテリーの持ちが良くなった
- 急速充電に対応
- マルチポイント対応
- カラーバリエーションの追加
- サイレント修正(ボタン、ライト)
ほとんどが公式サイトに記載があるものですが、最後のサイレント修正というのは公式には見た限り記載がないけど変わっていたことに気付いたものです。
以下詳しく解説していきます!
装着感の向上
ブリッジ部分に軟質素材と形状記憶ワイヤーを採用することで、装着感や装着のしやすさが向上しました。
前モデルより若干ゆるめの作りで、確かにつまんで簡単に曲げられるほど柔らかくなっています。
元々付けているのを忘れるくらいに装着感は良かったので、その部分で大きな変化はないですが、驚いたのは装着のしやすさが劇的に改善されたこと!
ambieは装着にコツがいるので最初は慣れないんですが、AM-TW01はたとえ慣れたとしても耳たぶを少し引っ張らないとイヤホンが入らないため、片手で付けるのは物理的に不可能でした。
しかし!AM-TW02では簡単に片手装着が出来る!
下の方からスライドするようにするとスッと入る!
前モデルよりゆるめなので、落ちやすくなったのでは?と思い試しに暴れてみましたが、相変わらず吹っ飛んでいくことはなく、ランニングや軽めのスポーツであれば特に問題ないと思われます。
防水性能UP
前モデルもイヤホン本体は防水性能IPX5に対応していました。
あらゆる方向からの水の直接噴流を受けても有害な影響を受けない。
たまに水洗いしても故障なく使えるくらいにはしっかり防水してくれます。(やるときは自己責任で)
AM-TW02では新たにケースもIPX4に対応し、アウトドアや雨の日の使用など、よりシーンを選ばず使えるようになっています!
あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けない。
バッテリー持ちが向上・急速充電に対応
本体の連続使用は6時間、ケースとの併用で最大24時間の再生が可能!
以前は18時間分でしたが、バッテリー容量が大幅に増加しました。
新たに急速充電にも対応し、たった5分ケースに戻しておくだけで1時間の再生ができるようになります。
マルチポイント対応
マルチポイントに対応したことで、複数のデバイスでの使用がよりスムーズになりました。
切り替えの手間が減ってすごく便利!
カラーバリエーションの追加
AM-TW01では本体のカラーが限定色を除くと白か黒だけでしたが、ベージュと紺が追加されて全4色から選べるようになりました。
私が今回購入したのもFlamingo×Beigeというカラーです。
絶妙なくすみカラー
本体の色は別売りの着せ替えソックス(ambie socks)で元々気軽に変更が出来ましたが、ケースにはあまり自由度がなかったので地味に嬉しいです。
サイレント修正(ボタン、ライト)
本体のボタンが小さくなった?△
イヤホン本体には再生/停止などの機能を割り当てられる物理ボタンがついているのですが、これがAM-TW01と比べて若干小さくなった気がします。
あと押したときの感触も弱めになったので、押せたかどうかも分かりにくいです。
ボタンは特に出っ張りがあったりするわけでもなく、完全に感覚で場所を覚えるしかないので、慣れるまで2週間くらいかかりました;;
ボタンだけは前の方がよかったかも
地味に光る◎
ケースからイヤホンを取り出してペアリングされる時に、地味にライティングされるようになってました。
どうでもいいと言えばどうでもいいですが、ペアリングされたかどうかがパッと見でわかるのはいいですね。
今まではambieの電池切れに気付かずペアリングされたものと思って、スマホのスピーカーで音楽を誤爆してしまうということもあったので…。
電車でやらかすと恥ずかしいやつ
パッケージが変わった
外箱が変わってました。
前モデルのパッケージはあいにく写真に残してなかったのでわかりやすく比較が出来ないのですが、まあ別にどうでもいいですね。
別に高級感があるって訳でもないですが、プレゼントとして渡しても大丈夫な程度には可愛いパッケージだと思います。
AM-TW02使用レビュー
特に嬉しい変更だったのは、装着が楽になったこと・急速充電に対応したことです!
ambieは職場で毎日使っているのですが、人に話しかけられた時はそのままで良くても、電話を取るときはどうしてもambieを外してまた付けるという動作が必要でした。
基本は付けっぱなしだけど電話のせいで案外着脱回数は多かったので、片手でスッと付けられるようになってストレスフリーに。
あとは今までお昼休み中にフルで充電しても、それ以外の離席時間(充電時間)が0だと、退勤前に充電切れになってしまうこともありました。
AM-TW02はお昼休みの半分充電すれば最後まで持つので、お昼もアニメ1話分使えてヲタ活が捗る◎
AM-TW02が発表された時は変化が地味だな~。見送りかな~。と思ったりもしましたが、いざ買い替えてみればもう前のには戻れないなといった感想ですw
まとめ
前モデルAM-TW01も特に不満はなく、お気に入りのイヤホンとして毎日使用していましたが、実際に両方使ってみるとAM-TW02では細かいところが改善されていて、より使いやすい製品になったことを実感しました。
お値段も2000円だけ高くなっているのですが、性能を考えれば妥当ですね。
完全に前モデルの上位互角なので、今あえて前モデルのAM-TW01を買う理由は特にないです。
ambieは使いやすく、お洒落、しかもソックスで好きにカスタマイズもできてイチオシのイヤホンです。
左右で違う色にするのもやってみたい
気になった方は各ショップをチェックしてみてください!
充電がめんどくさい方向けに有線タイプもあります↓
おわり!