【学生向け】参考書を電子化してスッキリ!本の自炊サービスを使ってみた

【学生向け】参考書を電子化してスッキリ!本の自炊サービスを使ってみた

私は書籍を買う時電子書籍9割なのですが、社会人学生になって思ったのが

参考書がデカいし重くて邪魔過ぎる!

でも電子化されてない…。(学校の独自出版)

ということ。

色々と調べた結果、本を電子書籍化する「自炊サービス」を使うことで全部解決したのでその方法について書いていく。

参考書を電子化することで荷物を減らすことが出来るだけでなく、文字検索が出来るようになって利便性もUPします

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本の自炊にたどり着いたきっかけ

大学の勉強は自宅だけでなく職場や移動中にやることもある私。

そうなるといちいち何冊も本を持ち歩くことは現実的ではないので、レポート制作時の参考文献もできるだけ電子版で済ませるようにしていました。

そんな中現れた敵…。それがこいつ。

「科目修得試験問題集」!!!

これは単位修得試験の過去問なんですが、学校出版の書籍なので電子化されてないんですよね。

試験を受ける上で過去3年分はほぼ必須ですが、A3のびっくりサイズ&分厚い&重い

そして一番クソなのが目次がないこと。

目次がないって本として5割くらい戦闘力マイナスされているに等しいです。

試験対策をするたびにストレスだったので

「電子版がなければ作りゃいいじゃない」

ということで本の自炊にたどり着いた。~完~

本の自炊とは?

前置きが長くなりましたが、まず本の自炊ってなんなの?料理?と思う方もいるかもしれないので説明しますね!

本の自炊とは、ズバリ本を裁断・分解し、スキャンしてデータ化することです。

今は家庭でも簡単に自炊ができるように裁断機やスキャナもあるみたい。↓

ただ機材は値段もそこそこするし、日常的に本を電子化するわけではないので手が出しづらいですよね。

単純に作業がめんどくさいのもある

そこで自炊代行サービスを使うことで、面倒な自炊作業を格安でやってもらえるという訳です。

自炊代行サービスをつかってみた

自炊代行サービスは検索すればいくつかヒットしますが、私が利用しているのは「未来BOOK」というサイトです。

こちらのサービスは本の大きさとオプションにもよりますが、1冊数十円~数百円でスキャンしてもらえます。

OCR処理(文字検索できるようにするやつ)のオプションも1冊110円でつけられるのでお手頃!


参考までに私が二度利用した際の料金は以下の通り。

利用履歴
1回目

科目修得試験問題集(A3冊子 350ページ程度)3冊 → 1677円

2回目

科目修得試験問題集(A3冊子 350ページ程度)1冊 → 459円

  • カラーおまかせ、全てOCR処理あり
  • 詳しい料金については未来BOOK公式サイトをご確認ください

データはギガファイル便の納品を選択しました。(PDFで納品されます)

DVDやUSBでの納品も指定できるようですが、その場合はオプション料がかかります。

スマホやiPadで過去問を見たい場合はPDFがあれば特に問題はないので、あえて現物納品を選ぶ必要はないと思います。

実際に納品されたデータはこんな感じ↓(※念のため内容をぼかしています)

しっかりと検索もできます

試験対策をする際、まずは受ける科目の過去問を全て写メってフォルダ分けしていたのですが、電子化されたものをスクショする方が時間の短縮にもなるし、画像も歪んだり傾いたりせず見やすいのでいいことづくし!

気になった点

基本的に自炊は捗ることばかりですが、少しだけ気になった点もあったので書いていきます。

OCR処理されていない箇所がある

時々文字検索の反応しない箇所があったりします。

これは未来BOOK側の問題というより、OCR処理の限界に関わることなのである程度は仕方ないんですけどね。

公式サイトのQ&Aにもこの件について記載がありましたが、処理抜けは修正対応外のようです。

未来BOOK公式サイトより引用

大体は問題なく検索できるので個人的には許容範囲です。

本は返ってこない

電子化するにあたり未来BOOK側で本の裁断をしていただくのですが、バラバラになった本が戻ってくるかというと戻ってきません。

しばらく保管したのち破棄されるそうです

私はデータがあればそれでいいので特に困りませんが、貴重な本を電子化したい方は要注意です。

新年度は納品に時間がかかる

未来BOOKでの納品までの流れは

自炊依頼 → 依頼したい本を送る → 到着確認メール → 見積メール → 注文を進める手続き → 注文受付 → 見積金額を支払い → 作業開始 → 納品

という感じ。

私は今までに本の自炊を二度未来BOOKに依頼しましたが、9月に依頼を行った1度目は本を送った2日後には見積メールが届き、入金から納品までは1週間でした。

2度目は4月に依頼を行い、本到着から6日後に見積メール、入金から納品までは1ヵ月と1週間ほどでした。

新年度はこういったサービスを使う方が増える傾向にあるので、急ぎで使いたい場合は注意が必要です。

お急ぎオプションもありますが、4月の依頼時には受付不可でした

まとめ 

私は今までこの問題集しか電子化を行っていませんが、その他の参考書や文庫本本以外の書類なども電子化を行っていただけるようです。

日大通信生以外でも、学生にとってはかなり活用できる場面がありそうですよね。

電子化されていない参考書の他にも、大量の配布資料なんかを電子化してノートPCやタブレットで見れるようにしておくと、かなり勉強効率が上がるのでおすすめ。

学校側が全部データ配布してくれればいいんだけどね

おわり!

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